東京大学UTCP/PhDC×べてるの家討論会 「当事者研究の現象学」(4)

東京大学UTCP/PhDC×べてるの家討論会「当事者研究現象学」(4)
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2013/12/utcpbethel_phenomenology_of_to_3/
というシンポジウムを聴きに行った。

私が到着したのは午前のプログラムの途中からで、シンポジウム的なことをやっていた。

その後、べてるの家スタッフが資料を見せながら自分の話を。
ひきこもり経験や、施設利用者に励まされたことなど。

その次にべてるの家ともう一つの施設のスタッフが合同で話し合うパート。
ここでもスタッフのリストカット経験といった「支援者」の精神病理性が話題に出ていた。
その他、利用者との関係性のこと等。
ある程度距離を持たなければやっていけないというような。
「支援者」の「当事者性」について。

気になったのは、支援者の1人が「、、、なんすよ〜」という口調で、他にもずいぶんと砕けた話し方がなされていた。
「当事者性」を語る場であれば、だらしの無い口調でも許されるのだろうかと。
主宰者としてもこのくらいの方が、「アウトサイダー」を認めているというリベラルな立場を示せて、都合がいいのかも。
しかし、公の場で私的な会話のような口調をする人が支援者として働いているのはいかがなものかと。
公と私が分けられないわけですよ。
こういうことの延長に、障害者施設での虐待はあるような気もする。