サブカルとの距離

自分の住む藤沢市の図書館HPで雨宮まみ『女子をこじらせて』を
検索したら、予約の人が17人もいた。

こっちは所謂リア充タイプの人が多いので、
逆にその辺とうまくやれない人は余計にこじらせやすいんだろうなと思う。

昨日と今日、近所のフリマに行ったらほとんどが子供服での出店だった。
売ってるのは自分と同世代くらいの日焼けした主婦が中心。
村上里佳子とかの感じ。
ロスジェネのロの字もないですよ。

自分が高校生くらいのときは中野のフリマに良く行っていて、
スカタライツのレコードやジムモリソンの本を買ったりと、
サブカル天国だったのだが、
湘南は皆無ですな。
東京も服ばっかでカルチャー色は薄くなってるけれど。

自分の生まれ育ちは中央線の阿佐ヶ谷で、サブカル好きな人には
たまらない町ですが、行き過ぎてる様子も否めない。

以前、実家近所の耳鼻科に行ったら待合室の本棚にクイックジャパンが置いてあって、
医師は化粧っけのない短めのおかっぱでぎすぎすした感じの人だった。
他の医院で『失踪日記』を見かけたこともある。

雨宮さんはサブカルでこじらせたということですが、
大人になっても自分のサブカル的な部分をためらいなく出せる人は
ある意味まっすぐな人なんだろう。

私の場合は、サブカルな自分を反省して余計にこじらせてるというか。

一部の医師がサブカルスタンスを反省しないことから、
サブカルを省みるか否かは経済的な部分が大きいのかなと思う。
昨今のサブカルがメタサブカルである点も景気悪化と関係してるんだろう。


さっき試しに杉並区の図書館での予約人数を確認したら
ナンと57人。
3館に蔵書されてる。